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電源:絶対最大定格で、ケース温度の保証値が150℃であるのに対し、ジャンクション温度の保証値が125℃の製品があります。これは、どうしてでしょうか?

ケース温度の保証値150℃は、デバイスを動作させていない状態でもケース温度が上限の150℃を超えてはいけません。例えば、175℃のオーブンに長期間保存した場合に製品の保証はできないことになります。ジャンクション温度は、製品を動作させている状態でジャンクション温度が125℃を越えない様にして使用することを規定しています。例えば、ケース温度が150℃以下でも、計算したジャンクション温度が125℃...

電源:ディレーティング・カーブとは?

周囲温度に対して、電源の出力電流をどれ位まで引くことができるかを表したグラフです。周囲温度が上昇し、出力電流が大きくなると電源回路で使用されているパワートランジスタのジャンクション温度があがります。ジャンクション温度が規定範囲内になるように周囲温度と出力電流の関係をグラフ化したものが「ディレーティング・カーブ」となります。

電源:古い電源ICでは、0.9V出力に対応できないものがあると聞きますが、最低出力電圧は何で決まりますか?

電源ICのリファレンス(基準)電圧で決まります。例えば、リファレンス電圧が1.2VのICでは最低電圧は1.2V設定までとなり、0.9V出力は設定出来ません。

電源:電圧設定の方法を教えてください。

出力電圧調整可能な電源ICの場合、内部のリファレンス電圧(Vref.)と分圧抵抗R1とR2によって設定が可能です。

電源:電源のオン・オフを制御する為のピンを教えてください。

メーカーや製品により異なりますが、RUN・ENや/SHDNピンが該当します。データーシートを読んで確認してから使用してください。

電源:電スイッチングレギュレータのリップルが1V以上出ています。何が原因ですか?

測定方法に問題があると推測します。オシロスコープのGNDの配線を出来るだけ短くして測定してください。写真の様な形でプローブの先端を外して、GNDを短くするソケットなどを利用して測定してください。この測定方法によりGNDラインにのる高周波のノイズが取れて通常のリップル電圧レベルになると考えます。

電源:Date sheet上に保存温度(Strage Tempreture:-60℃~150℃)とジャンクション温度(MAX 150℃)と 記載があるパワー素子の動作温度範囲は、何度でしょうか?

温度範囲の意味を順を追って説明します。 ◎保存温度(Strage Temperature) 保管している時の絶対最大定格の温度条件になります。実使用上の考えでは、電圧をかけない状態で、デバイスの品質保証している温度になります。 例えば、実装後の基板において保管する温度や、使用環境下で動作させていない状態で品質保証可能な温度範囲となります。寒冷地で電圧が入っていない状態であれば、-40℃以下...

電源:リニア・レギュレータで、出力コンデンサにセラミックコンデンサを使用した時、出力電圧が不安定です。なぜでしょうか?

セラミックコンデンサはESRが小さい為位相余裕が取れない条件となり発振していると考えられます。ESRの大きなアルミ電解コンデンサなどを使用してください。セラミックコンデンサ使用が必須の場合は、セラミックコンデンサ対応のリニア・レギュレータを選定してください。

電源:リニア・レギュレータの効率の計算方法を教えて下さい。

自己消費電流が出力電流に対して十分小さい場合、効率は(式1)で求めることが出来ます。 一方、出力電圧とリニア・レギュレータの自己消費電流が同程度の場合は(式2)で算出可能です。 出力電圧 ―――――― …(式1) 入力電圧 ( 出力電圧 × 出力電流 ) ―――――――――――――― × ( 出力電流 + 自己消費電...

電源:ドロップ・アウト電圧とは何ですか?

電源回路の入力-出力電圧差のことです。電源が正常に動作する為の最小ドロップアウト電圧が300mVの場合、1.8V入力から1.5V以下の出力を得ることが可能です。最小ドロップアウト電圧が規定されていないリニア・レギュレータの場合は、リファレンス電圧がドロップアウト電圧となります。

電源:リニア・レギュレータのTAB端子を、VOUTと接続するように記載がある製品があります。ケースのGNDと接続するようにしたいのですが、問題はありますか?

VOUTと接続指定のTAB端子のリニア・レギュレータは、VOUTと接続をお願いします。TAB端子はVOUTと内部で接続されていませんが、GNDには接続できない構造となっています。ケースやGNDなど、放熱的に有利な部分に接続する場合は、絶縁の放熱シートなどで、TABと基板を電気的に絶縁して接続することを推奨します。

電源:入力コンデンサの容量は、どの様に決めたら良いでしょうか?

出力コンデンサの容量がデータシートに規定している容量を付けている状態で、出力が不安定だったり、負荷応答性が悪い場合は、入力コンデンサの容量を増やしてください。その上で、ESRを確認して大きい値の場合は、ESRを小さくする検討をしてください。