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LTspiceを使ってみよう -「Label Net」でスッキリ回路図

LTspice を使ってみようシリーズ では、LTspice の使い方についてご紹介しています。

LTspiceを使ってみようシリーズ 一覧はこちら

今回は、見やすい回路図を書く方法として "Label Net" の使い方をご紹介いたします。
Label Netを使うと、スッキリと見やすい回路図を書くことができます。

どちらの回路図が見やすいですか?

さっそくですが、OPAMPを2個使った増幅器の回路図を、2つ作成しました。
どちらの回路図が見やすいでしょうか?

どちらも同じ機能ですが、 [1] は素直に配線を行いました。

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[1] LabelなしのOPAMP回路

一方、[2] はLabel Netを使い配線を行いました。

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[2] LabelありのOPAMP回路

答えですが、[2] の方が見やすいのかと思います。

[1] は電源配線と信号配線が、交差している箇所があります。
一方、[2] はLabel Net を使ったことで、配線の交差している箇所がありません。

Label Netの使い方

Label Netは、下図のようにメニューバーから選択し、任意の名前を付けて配線(ノード)に割り当てます。配線に同じラベル名をつけることで、離れた配線であっても結線されているものとみなされます。

そのため、電源と信号系統は、Label Netを使って分離すると見やすい回路図が描けます。

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Label Netの使い方

測定ポイントは Label Net で名前をつけよう

作成した2種類のOPAMP回路の、シュミレーション実行してみます。
なお、測定ポイントは、信号源 V1とOPAMP(U2)の出力端子です。

波形結果をみてみると、[2] の方にはLabel Netで任意の名前「V_IN」「V_OUT」を配線に割り当てたので、どの端子の波形結果なのかが直ぐにわかります。

[1] の方は、SPICE内部のノード名が表示されています。波形の名前を見てもどの端子なのか把握が難しくなります。

そのため、測定ポイントには「Label Net」を使い、任意の名前を付けることをお勧めします。

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[1] 任意のラベル名なし、[2] 任意のラベル名あり

今回検証したLTspiceデモ・ファイル

LTspiceインストール済のパソコンで、zipファイルを同一フォルダに解凍後、LTspiceを実行すると波形表示が自動的に始まります。

Label_opamp__1.zip

今回使用したOPAMPの増幅回路

最後に

今回は「Label Net」を活用した回路図の作成、シュミレーション波形データの確認をご紹介しました。

まずは下記リンクよりLTspiceをダウンロード!ぜひ、一度お試しください。

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